【S6 最終224位 レート2009】破壊ディンルーヘイラッシャ

 

初めまして、プレ塩と申します。

初めて記事を書くので拙い部分もあるかと思いますが、S6にて使用した構築の紹介をしようと思います。

正直完成度はそこまで高くありませんが、いくつか強い要素を組み込んだ構築なので是非読んでいただけると嬉しいです!(レンタルも公開しておきます)

 

○コンセプト

 

・単体性能の高いポケモンで対面的に戦う

・相手の展開を阻止しながらダメージレースを有利に進めていく

・受けに負けない

 

○構築経緯

 

 シーズンを通してキョジオーン軸を使っていた中で、削られた後に挑発を打たれると体力管理ができずサイクルが破綻することに気づき、挑発を上手く絡めれば受けやクッション(ヘイラッシャ、カバルドン、キョジオーン、チオンジェン、ドヒドイデなど)を大きく削りながら対面的に戦えるのではないかと思い、この方向で対面構築を組むことにした。

 まず、相手のテラスタルに依存せずにどんな耐久を持つ相手も一気に削れるカタストロフィ+コンセプトである挑発による崩しを行える四災に目を付け、中でも圧倒的な耐久を持ち撃ち合い性能の高いA特化妖テラスオボンディンルーから構築を組み始めた。次に、初手ディンルーで数的有利を取った後に相手に負荷をかけながらクッションとなれるHBD残飯ヘイラッシャを採用。そして、スイーパーとしてスカーフハバタクカミを採用して軸が完成した。

 ここまでの3体だと環境に一定数いたミミッキュキノガッサ入りやマスカーニャ入りに対して戦いにくく感じたので、これらのポケモンを見て初手に置きやすい草テラスS上昇エナジーテツノドクガを採用。また、相手の初手ディンルー展開をカタストロフィ+オーバーヒートで対面的に突破したり、挑発によって相手の展開を阻止しながら戦える襷イーユイを採用。最後に、テツノツツミ入りが少し重かったので、ヘイラッシャやハバタクカミと相性が良く、対面性能も高いHA電気テラスチョッキセグレイブを採用して構築が完成した。

 

○個体紹介(採用順)

 

 

①ディンルー@オボンの実

特性:災いの器

テラスタイプ:フェアリー

意地っ張り

255(196)-178(252)-146(4)-×-101(4)-72(52)

※調整はこちらの記事を参照しました。

https://rukiapoke.hatenablog.com/entry/2023/05/01/141858

地震、カタストロフィ、テラバースト、挑発

 

最強のポケモン

ラスタル+A特化の火力+圧倒的な耐久により撃ち合い性能が高く、数的有利を取りやすいのが強い。

コンセプトであるカタストロフィ+挑発による崩しにより、相手の受けやクッションを突破するor大きく削って裏に繋げることによって試合を有利に進めやすくなる。

パオジアンの氷柱落とし怯みとカタストロフィの外しが避けられないのだけは残念。

 

②ヘイラッシャ@食べ残し

特性:てんねん

テラスタイプ:毒

腕白

257(252)-120-170(156)-×-98(100)-55

HB-できるだけ高く

HD-C187ハバタクカミのムーンフォース×2を余裕持って耐える

ウェーブタックル、地割れ、欠伸、守る

 

最強のクッション。

クッション性能に関してはもはや語ることは無い。

テラスタイプは主にハバタクカミのムーンフォースと対受けループ意識の毒テラス。

地割れに関しては基本的には打たないが、欠伸による対面操作と合わせて打って強い場面や、明らかに試行回数を稼げる場面、不利展開をワンチャンで捲るしかない場面などしっかり場面を絞って打てば強い技だと思ってる。

 

③ハバタクカミ@拘りスカーフ

特性:古代活性

テラスタイプ:フェアリー

控えめ

153(180)-×-91(124)-184(100)-156(4)-168(100)

HB-特化鉢巻カイリュー地震確定耐え、陽気珠パオジアンの不意打ち最高乱数切り耐え

C-できるだけ高く

S-最速イーユイ抜き

ムーンフォースシャドーボール、パワージェム、滅びの歌

 

神。

基本的にはスイーパーとして裏から出す運用が多かったが、そこそこの耐久+そこそこの火力+高い素早さでまさに痒いところに手が届くポケモンであった。

テラスタイプはムーンフォースの火力を伸ばせる+不意打ちを半減できるフェアリー。

技構成は非常に悩んだが、ムーンフォースシャドーボールは確定として、イーユイやウルガモスなど炎タイプへの打点としてパワージェム、最後の詰め筋としてヘイラッシャの守るとも合わせて強い滅びの歌を選択した。

ただ、S上昇エナジーハバタクカミが環境に多く、基本的に上から技を打たれたり瞑想や痛み分けを押されたりしてしまうので、対面構築ならばこちらも速いエナジー型で使うのが正解だったかなと反省。

 

④テツノドクガ@ブーストエナジー

特性:クォークチャージ

テラスタイプ:草

臆病

165(76)-×-99(148)-170(76)-131(4)-171(204)

※調整はこちらの記事を参照しました。

https://pkmn-ys1224.hatenablog.com/entry/2023/05/05/211026

炎の舞、ヘドロウェーブエナジーボール、アシッドボム

 

パラドックスで1番好みなポケモン

キノガッサやマスカーニャを誘う構築なのでこれらのポケモンを見たら基本的に初手に出していた。

また、テラスタルも合わせると対面性能が意外と高いポケモンなので、選出率こそ低かったものの出した際には活躍することが多かった。

⑤イーユイ@気合の襷

特性:災いの珠

テラスタイプ:ゴースト

控えめ

131(4)-×-100-205(252)-140-152(252)

オーバーヒート、悪の波動、カタストロフィ、挑発

 

火力お化け。

今の環境は眼鏡、スカーフ、チョッキが主流なので、相手視点見えにくい行動保証を持ちつつ、カタストロフィ+挑発も絡めて崩しに行けるのが強かった。

テラスタイプは神速や格闘技を透かせるゴーストにしたがあまり切らなかった。

また、初手ディンルーとの対面で相手の地震を襷で耐えながらカタストロフィ+オーバーヒートで飛ばす自慢のムーブがめちゃくちゃ強かったし、実際何回も決まってめちゃくちゃ気持ちよかった。

ただ、準速の弊害として最速イダイナキバ、セグレイブと同速になってしまうので、対面した際に気まずかったのと、命中不安のせいで1度2000チャレを落としたので安心して使えるポケモンでは無かった…。

 

⑥セグレイブ@突撃チョッキ

特性:熱交換

テラスタイプ:電気

意地っ張り

221(244)-216(252)-113(4)-×-107(4)-108(4)

巨剣突撃、地震、テラバースト、氷の礫

 

セグレイバー。

普通のHAチョッキ型で無難に強かったし、電気テラバの通りも悪く無かった。ただ、この枠はもっと他に強いポケモンがいた気がするので諸説。

 

○感想

 

今期は全く勝てず苦しんでましたが、最終日にこの構築を組んでレート2000に到達できたし、朝2000位だったサブロムもレート2000付近まで上げれたので自分の中では頑張った方だと思います。

自身の構築の組み方やプレイングがまだまだ下手すぎるので目標の最終2桁に向けて頑張ります。

 

○Special Thanks

・最終日一緒に戦ったレブロンぽけとリスナーの皆さん

・通話で考えを共有してくれたほいみんさん